その1-TCGゲーマーに送る就職活動講座
http://monoki.blog78.fc2.com/blog-entry-1500.html
その2-補足:TCGゲーマーに送る就職活動講座
http://monoki.blog78.fc2.com/blog-entry-1504.html

就職活動シーズンに入ったので、思いついたことを適当に挙げていきます。

■やる気の見せ方
やる気の評価法を間違っている人がいます。
「大きな声ではっきりとためらわずに、気合を入れて返事をする!」
なんて思ってる人いませんか?
これ評価する側も間違ってることがすごく多いので、結構有効に効きます。
だけど、こんなのはやる気の見せ方でもなんでもなくて「忠誠度の測り方」なんですね。
ちょっと余談になりますが、Kanjuが嫌いな日本人がよく間違える言葉(外国人は知らん)
「やる気」と「忠誠」、「努力」と「苦労」、「怒る」と「叱る」これらは全然意味が違うから間違えないようにしよう。

やる気ってのはどうやって見せるかというと「行動」でしか見せられないというのが、最近の私の持論。
ジョジョの奇妙な冒険の悪役「プロシュート兄貴」の台詞の引用です。

「『ブッ殺す』なんて言わないんだぜ、俺達の世界じゃ・・・・・
 なぜなら『ブッ殺す』って思った時にはすでに行動は終っているからだッ!!
 『ブッ殺した』なら使っていいッ!! 
 いいか、こうやるんだッッ!! 」
「よしッ! 『ブッ殺した!! 』」

「ぶっ殺す」というのはやる気を見せる言葉ではありますが、本当に殺る気があるのなら行動はすでに終わってるのは当然です。そんなことを言っているということは「条件次第では殺さなくていいよ」、最悪「本当は殺したくないけど、手間をかけずに解決させるために殺すという言葉を使うよ」という意思表示なわけです。

これと同じで、やる気を見せるのなら「会社に入ったら、あれをしたい、これをしたい」といくら美麗字句を並べても、簡単に見抜かれます。だって行動に起こしてないってことは、本当はそんなにやる気はないんでしょ?と思われてしまうからです。
本当にカードゲームを作るやる気があるのなら、学生時代に自腹のリスクを取って自分で作ることができるのです。

「『ゲームを作りたい』なんて言わないんだぜ、俺達の世界じゃ・・・・・
 なぜなら『ゲームを作りたい』って思った時にはすでに行動は終っているからだッ!!
 『ゲームを作った』なら使っていいッ!! 
 いいか、こうやるんだッッ!! 」
「よしッ! 『ゲームが完成した!! 』」

やる気を見せるのなら「カードゲームを作った。こういうことがあった。これを本当に仕事にしたい」これ以上のアピールはありません。これは何もカードゲームを仕事するときだけではありません。
なんでも「やってみた」というのは、やる気のアピールとしては強烈です。行動をせずに会社に入りたいという人は、まさに「当方ボーカル。その他メンバー募集」なのです。そして、就活に来る人はその状態の人が多い。

ただし、一つ注意しなくてはいけないのは、今回はあくまでも「やる気をアピールする方法」で、「目的の違ったアピールは避けよう」という程度の話にすぎません。付け焼刃程度の「やってみた」は、やる気以上の実績としての評価は期待しないでください。どんな仕事でも、プロの世界は素人が想像するよりも奥深い世界です。そんな世界で毎日経験を積んでる人に比べたら、学生のお遊びの活動は経験値に入りません。

そこをわきまえて、その中でどんな困難に出会い、そんなことを学んだか、そしてそれを踏まえても仕事にしたい熱意を伝えられれば、相手の土俵に入るので「この期間にこれくらいのことができる」と企業側も実績を安心して評価できます。他の学生に比べたら間違いなく大きなアピールポイントになるでしょう。

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